
Nature Remoシリーズのどのモデルが自分に最適か知りたい人
「スマートリモコンを使ってやってみたいことはあるけど、どのモデルを選べば良いのかわからない。◯◯を自動化するにはどのモデル、と具体例をもとに選びたい。」
こういった悩みにお応えします。
- 「Nature Remo」シリーズの各製品の特徴
- 具体的な使用例をもとに最適モデルを紹介
「Nature Remo」シリーズがなんとなく良さそうと考えていても、製品が複数あるのでどれが自分の用途に合うのか迷いますよね。
前から使ってみたいと思っているものの、モデル選びに迷っていてなかなか始められない、、、
そんな時には、実現したいことをベースにどのモデルが自分にはあっているのかを考えてみると良いと思います。
本記事では、定番の「Nature Remo」シリーズについて、各モデルの特徴や具体的な使用例ごとの最適モデルを紹介します。
記事を読めば、あなたにピッタリなスマートリモコンが見つかるはずです!
Nature Remoシリーズ 各モデルの特徴と機能
執筆現在(2025年3月)、Nature Remoシリーズには以下の5つのモデルがあります。

引用元:https://shop.nature.global/pages/compare-remo#spec
各モデルの違いを簡単にまとめると、こんな感じです。
- まずは試してみたい:
Nature Remo nano(エントリーモデル) - 機能と価格のバランスを重視したい:
Nature Remo mini 2 - 広い部屋で使いたい:
Nature Remo mini 2 Premium - 節電効果を求める:
Nature Remo Lapis - 高機能を求める:
Nature Remo 3(フラグシップモデル)
これらの大まかな違いは、搭載されているセンサーの多さです。
それぞれのモデルについて詳しく見ていきましょう。
各モデルの特徴
- Nature Remo nano:
スマートリモコンをまずは試してみたい方向けのエントリーモデル。
センサーを必要としない用途に適しています。

- Nature Remo mini 2 / mini 2 Premium:
基本的な温度管理や家電操作を手軽に始めたい方に適しています。
2(無印)と2 Premiumの違いは赤外線が届く範囲です。
2 Premiumは、全モデルの中で最も赤外線範囲が広いです。

- Nature Remo Lapis:
節電や環境への配慮を重視し、温度・湿度管理を行いたい方に適しています。

- Nature Remo 3:
多彩なセンサーを活用したい人向けのフラグシップモデル。
防犯対策や見守り、複雑なオートメーションを実現したい方に適しています。

各モデルの比較表
モデル | Remo nano | Remo mini 2 | Remo mini 2 Premium | Remo Lapis | Remo 3 |
温度センサー | なし | あり | あり | あり | あり |
湿度センサー | なし | なし | なし | あり | あり |
照度センサー | なし | なし | なし | なし | あり |
人感センサー | なし | なし | なし | なし | あり |
赤外線範囲 | 〜10畳 | 〜30畳 | 〜60畳 | 〜30畳 | 〜30畳 |
製品リンク | ![]() Nature Remo nano | ![]() Nature Remo mini 2 | ![]() Nature Remo mini 2 (※) | ![]() Nature Remo Lapis | ![]() Nature Remo 3 |
※Remo mini2 premiumは執筆現在Amazonでの在庫切れのため、一時的にRemo mini2のリンクを掲載しています。
具体的なユースケース別の最適モデル
結局自分にはどれが合っているの?
具体的にこういうことをしたい場合はどのモデルが良いの?
と迷う方も多いかもしれないので、具体的な場面ごとに適した/適していないモデルを整理しました。
ケース①:外出先からエアコンをON/OFFしたい
寒い日や暑い日、家に着く少し前にエアコンをONにできれば、快適な温度の部屋に帰れて嬉しいですよね。
外出先からエアコン操作を行うだけであれば、特にセンサーなどは不要です。
どのモデルであっても問題ないでしょう。
- 適したモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis / Remo 3
- 適していないモデル: (特に無し)

ケース②:室温に応じて自動でエアコンをON/OFFしたい
冬場、エアコンを付けると暑いし消すと寒いということは無いでしょうか。
その時に毎回エアコンのリモコンを取ってON/OFFとするのは少し面倒ですよね。
室温に応じての自動操作をするためには、温度センサーが搭載されたモデルが必須です。
Nature Remo nano以外のモデルには温度センサーが搭載されているため、適しています。
- 適したモデル: mini 2 / mini 2 Premium / Lapis / Remo 3
- 適していないモデル: nano

ケース③:外出時に家を出発したら自動で家電の電源をOFFにしたい
家を出発した後で、「あれ、エアコンや照明消したかな?」と思うことありませんか?
確認するために家に帰る時間は無いし、でも付けたままだと電気代がもったいない…なんてことも。
出発をしたとわかるためにはスマートフォンのGPS機能との連動を許可する必要はありますが、特にセンサーは必要無いためすべてのモデルで可能です。
- 適したモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis / Remo 3
- 適していないモデル: (特に無し)

ケース④:部屋に入ると照明を自動で点灯させたい
GPSだけではどの部屋にいるかを特定する精度が低いことや、スマートフォンを持ち歩いていないと作動しないというデメリットがあります。
そのため部屋に入室したとわかるためには、人感センサーが搭載されたモデルが良いでしょう。
人感センサー搭載モデルはNature Remo 3のみのため、迷うことは無いでしょう。
- 適したモデル: Remo 3
- 適していないモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis

ケース⑤:指定した時間に自動でテレビと照明をON/OFFしたい
旅行や出張で数日家に帰らない時、空き巣に入られたりしないか等は気になりませんか?
部屋の明かりやテレビが付いていると家に人がいるように見えるため、防犯にも役立つんです。
これもスマートリモコンの大きなメリットの一つです。
「指定した時間になったら家電をON/OFFにする」だけであればスケジュール機能を設定すれば良いだけで、特にセンサーは不要です。
そのため、どのモデルであっても問題ないでしょう。
- 適したモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis / Remo 3
- 適していないモデル: (特に無し)

ケース⑥:部屋が暗くなったら自動で照明をONにしたい
旅行や出張が長期になる場合、同じ時間に照明がON/OFFとなっていては、実は誰もいないと気づかれてしまう可能性もあります。
本当に家に誰かいる場合、時間に関わらず暗くなったら照明を付けますよね。
室内の明るさをわかるためには、照度センサーが搭載されたモデルが必須です。
照度センサー搭載モデルはNature Remo 3のみのため、迷うことは無いでしょう。
- 適したモデル: Remo 3
- 適していないモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis

ケース⑦:高齢者や子どもの見守りのため、部屋の人の動きを検知したい
高齢者や小さいお子さんがいらっしゃる方は、外出中に問題ないか気になることもあると思います。
だからと言って室内にカメラを付けるのも監視しているようであまり気が進まないですよね。
そんな場合でも、動いたかどうかを検知するだけであれば抵抗は少ないのではないでしょうか。
動きを検知するためには、人感センサーが搭載されたモデルが必須です。
人感センサー搭載モデルはNature Remo 3のみのため、迷うことは無いでしょう。
- 適したモデル: Remo 3
- 適していないモデル: nano / mini 2 / mini 2 Premium / Lapis

ケース⑧:部屋の湿度が高くなったら自動で除湿器をオンにしたい
冬場など、部屋が乾燥すると喉が痛くなり風邪も引きやすくなりますよね。
室内の湿度がわかるためには、湿度センサーの搭載されたモデルが必要になります。
- 適したモデル: Lapis / Remo 3
- 適していないモデル: Nature Remo nano / mini 2 / mini 2 Premium

まとめ
スマートリモコンを使って実現したい具体的な例をもとに考えてみると、どのモデルが最適そうかが見えてきたのではないでしょうか。
このように、用途に応じた適切なモデルを選ぶことで、より便利にスマートホーム化できます!
もしこの記事を読んでもまだ迷うという方は、最上位モデルのNature Remo 3か、最廉価モデルのNature Remo nanoをおすすめします。