
英語はある程度読み書きできるけど、もう少し表現力を身に着けたい。
実用的な英語表現をもっと知りたい。
こんな悩みにお応えします。
✔本記事の内容
- 英語スキルアップを目指す人におすすめな本【3冊】
そう言われても、信憑性が無いと記事を読んでも時間の無駄ですよね。
筆者の情報もお伝えします。これで少しは信憑性を感じていただけると幸いです。
✔記事の信頼性を担保する情報
- 筆者はTOEIC スコア905
- 企業のIT部門に所属し、社会人1年目から海外テーマを担当(まもなく10年)
- 毎日業務で英文メールや英語会議を行う
これから紹介する本ですが、英語の基礎的なことが書かれているわけではないので、英語力はある程度持っていることを前提にしています。
情報のミスマッチが起きないよう、本記事をお届けしたい対象の方を明確にしておきたいと思います。
✔対象者の英語力の目安
- 英語圏への旅行でホテルやタクシー移動でも言いたいことを英語で伝えることができる
- 簡単な会話であれば電話で対応できる
- メールなどの文章で最低限言いたいことは伝わるけど、他の言い回しなどを身につけたい。(少しでもネイティブスピーカーに近づきたい。)
対象のレベル幅、広すぎ!
と思われた方、ごもっともです。
ある程度英語で何かを伝えるのに困らないレベルに達すると、その先は自身の知っているパターンでだいたいどうにかなるものです。
そこをあえて他の言い回しを身につけたい、という方向けの記事です。
英語スキルアップを目指す人におすすめな本【3冊】
悩みつつ、3冊だけ厳選しました。
単語のバリエーションを増やすことができる本
✔これを英語で言えるかな? こあら式 意外と知らない英単語図鑑
オーストラリア在住のこあたんさんが書かれた本です。
この単語がなぜこういう場面で使われるの?同じ意味の他の単語だとなぜだめなの?が感覚的にわかる良書です。
比較的カジュアルな場で使う表現を知りたい人にはちょうど良いのでは、と思います。
仕事には関係ないんじゃないの?と思われる方もいると思いますが、海外の人は業務外はかなりフランクだったりします。
会議以外の場で使える表現の幅を広げておくと、良い関係も築きやすいのではないでしょうか。
文法の組み立て方がロジックじゃなく感覚的にわかる本
✔がっちゃん英語 キミに読ませたくて創った文法書
2023年に発売された比較的新しい本です。
英語が難しい理由は「文法が違うから・言葉の順番が違うから」じゃなく、「何が違うせいで文法や言葉の順番が違うのか分かってないから」という考えのもとでまとめられています。
先程のこあたんさんの本と異なり、「単語」じゃなく「文章」寄りの文法書です。
文章の作り方が感覚的にわかる良書ですね。
全416ページというけっこうなボリュームですが、興味のある部分だけかいつまんで読むこともできるので、時間がある時にさくっと気になる部分を読むのがおすすめです。
ビジネス英文の書き方、お作法がわかる本
✔ビジネスがはかどる! 英文Eメールハンドブック
英文メールを「伝われば良いレベル」から脱却し、「きっちりしていると思われるレベル」にレベルアップしたい方にはこちらがおすすめです。
英語でのメール作成に不慣れな方から日常的に英語でメールを書く方まで、ビジネスでの幅広いニーズに対応した英文Eメールのハンドブックです。
「こういう時どう書けば伝わりやすいの?」のレファレンス用途から、「書こうと思えばなんとなく書けてしまうけど、どうすればより洗練されるの?」といった用途にまで使えます。
私も日々英文メールを何通も書いていますが、しょっちゅうこの本にお世話になっています。
海外と仕事をする人たちによく紹介しますが、とても好評です。(私が書いたわけではないのですが・・笑)
本を読みつつ、他にもやるべきおすすめなこと
本を読みつつ、次の3つを意識すると良いでしょう。
- その①:得た知識を整理すること
- その②:得た知識を実践すること
- その③:できるだけ違うバリエーションを試すこと
順番にみていきましょう。
その①:得た知識を整理すること
本を読むだけじゃダメです。
本や動画で勉強した際は得た知識を自分なりに再整理しましょう。
英語に限らずですが、自分の言葉で表現できてこそ初めてスキルとして身についたと言えますからね。
その②:得た知識を実践すること
実際に会話で使用してみたり、文章を書いたりしないと上達しません。
どんな方法でも良いので、アウトプットしてみましょう。
英会話スクールに通っているなら得た知識を使ってみる場面も多いと思いますし、そうじゃない方は「英語日記」を作ってみるのもおすすめです。
今だとAIを使った「AI英会話」だったり、書いた英語日記をChatGPTに添削してもらう、といったこともできるので、とにかく実践あるのみです!
その③:できるだけ違うバリエーションを試すこと
一つの言い方や書き方が伝わることはとても嬉しいことですが、その言い方だけを使うようになると、表現の幅はそれ以上広がらなくなってしまいます。
他の方法でも伝わるのか/伝わらないのか、色々と実験してみましょう。
まとめ
英語のスキルアップにはこれと決まった方法はありません。
その中で、私がおすすめと思った本を3冊紹介しました。
もし良いなと思ったら、試しに読んでいただけると嬉しいです。
ということで、今回は以上です。英語のスキルアップ、一緒に頑張りましょう!